「仮想通貨 リップルの衝撃」を読んで〜

 

仮想通貨XRPへの投資を始めたきっかけに手にした1冊。 フリマアプリで購入し、手にした時は「この本薄!」と思ってしまったが、実際に読んでみるとリップル社の概要、ILPに暗号エクスクローなどリップル社の送金技術について、リップル社が提供している3つのソリューション(xCurrentxRapidxVia)に関してなどなど、ネットで調べててもイメージしにくい内容を、図を用いて解説してあり、とても分かりやすかった。

 

 

RippleやXRPに関して思うこと
リップルXRPについて知れば知るほど、何故これ程将来性があり実需が伴っている仮想通貨が、50円代半ばで推移しなかなか価格が上がらないのか不思議で仕方がない。  各国の中央銀行(インドネシアシンガポール、インド、アメリカなど世界24カ国以上)や50を超える金融機関と提携し、現在進行形で提携先を増加させているのに…  

 

もしかしたらRippleやXRPに対する知名度がそこまで高くないのでは?と思い本書でも用いられていたGoogleトレンドを使い「リップル」や「XRP」というワードに対する検索回数を調べてみると、、、

 

 

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なんと、ここ最近の検索回数が急に伸びているのが分かる。

本書によると、Googleトレンドが跳ね上がると、遅れて価格に反映されるみたいなので、もしかしたらXRPの価格が上がる前兆なのかもしれない。

 

 

 

現行の送金システムとRipple

アメリカ留学中、親に日本から送金してもらったことがあるが、その時の手数料の高さには驚いた。なんと、10万円程の送金で3000円超。その上、日数もかかる。

 

これだけ不便なのにも関わらず、本書によると国際送金における人為的ミスが全体の5%にも上るという。100件に5件の割合で送金ミスが起こると考えると非常に高い頻度のように感じる。Ripple社には、このSWIFTが大部分を担っている問題だらけの国際送金システムにメスを入れ、国際送金インフラの向上を実現させて欲しい。国際送金システムにRippleのILPが導入されれば、即時送金が可能になり、総額27兆ドルに上るとも言われている通貨をノストロ口座に入れておく必要もなくなるだろう。

 

 

 

 

Rippleの未来

マイクロペイメント(少額送金)が今まで不可能だったということは、本書を読んで初めて知った。言われてみれば、確かにわずか数円を送金するなんて話は聞いたことがない。しかし、Rippleを使えば、これが可能になる。マイクロペイメントが可能になれば、定期購読をしなくても、読みたい記事が一本数円購入できたり、友達と食事に行った時の割り勘が楽になったりと様々なメリットを享受できるようになり、これに付随した新たなビジネスが産まれる可能性もある。

 

 

 

最後に

革新的なソリューションを提供し、ワクワクするような新しいサービスを次々に展開するRipple社。いちRipple投資家として、微力ながらRipple社が描く未来を見守っていきたい。